せっかく購入したMacBookもすぐに寿命を迎えてしまうのは悲しいですよね…。要因は様々ありますが、対策の一例としてバッテリーへの負荷を少なくすることでMacBookを長持ちさせる方法があります。
この記事では、バッテリーの特性を理解し上手に付き合っていく方法をご紹介します。
バッテリーの充電メカニズム
MacBookは、高速充電でき長持ちするリチウムイオンバッテリーを採用しています。バッテリー本体がとても軽いので、本当にこの薄いMacBookの中にバッテリーが搭載されているのか?と疑いたくなりますね。
ケーブルを本体に接続すると次の2つの充電方式の組み合わせでバッテリーが充電されます。
- 高速充電
- トリクル充電
バッテリー容量の80%までは高速充電。残りの20%はトリクル充電に切り替わる方式。残量0の状態からすばやく持ち運びできる状態まで急速充電し、残りはバッテリーへの負荷を軽減することで長く使っていけるように配慮したということですね!
バッテリー充放電回数のカウント基準とは
種別 | カウント基準 | 説明 |
放電 | バッテリー容量の100%を消費した時点でカウント | 例えば、全容量の100%を消費するのに7日間かかったとしてもカウント数は「1回」 |
充電 | バッテリー容量の100%を充電した時点でカウント | 例えば、1日目に容量100%の状態から50%まで使用し、夜間に100%まで充電。2日目も同様のサイクルの場合、充電回数は「1回」。「2回」ではないので、ご注意ください。 |
「残量0%付近まで消費してから、充電した方がお得だ!」ということではないんですね。いつでも好きな時に充電してOKです!
なお、どんな種類のバッテリーも充放電をある程度繰り返すことにより劣化します。MacBookのリチウムイオンバッテリーも同様に劣化しますが、本来の容量の80%を維持するように設計されているので過度な劣化は発生しません。
ただし、充放電数の上限は定められているのでまたご紹介します。