エクセル(Excel)をこれから学びたい人に向けて、Excelの基本をご紹介するシリーズです。この記事では、「Excelはどうやって入手するの?」について解説します。
まず初めにExcelとOfficeの関係について

Officeは、マイクロソフト社の複数のソフトをセットにしたパッケージソフトです。セット内容によっていくつかの種類が販売されていますが、ExcelはどのOfficeにも入っています。
Office Personal | Office 365 Solo | Office Professional | Office Home & Business | 備考 | |
Excel | ○ | ○ | ○ | ○ | 表計算ソフト |
Word | ○ | ○ | ○ | ○ | 文書作成ソフト |
Outlook | ○ | ○ | ○ | ○ | メールソフト |
PowerPoint | – | ○ | ○ | ○ | プレゼンテーションソフト |
Access | – | ○(※) | ○ | – | データベース管理ソフト |
OneNote | – | ○ | ○ | ○ | デジタルノートソフト |
Publisher | – | ○(※) | ○ | – | 印刷物デザインソフト |
※Windowsのみ。Macには対応していません。
Excelの開発元であるマイクロソフト社は、Excelを初めとして「ワード(Word)」「アウトルック(Outlook)」「パワーポイント(Power Point)」など様々な製品を開発しています。
PowerPointやAccessなどが含まれていないOfficeもあるので、Excelの他に使いたいソフトがある場合は購入時に確認してください。Excel単体でも購入することはできますが、合わせてWordを使用される方も多いので、Officeパッケージとしての購入がオススメ。
Excelはどうやって入手するの?
Officeがあらかじめインストールされていないか確認してみてください。パソコン購入時にOffice Premiumがインストールされている場合は、追加でインストールする必要はありません。取扱説明書などを見てOfficeを使用する準備をしていきましょう。
Office Premiumはパソコン購入時のみに限り購入することが可能なOfficeです。Office製品は3年周期で新しいバージョンがリリースされるのですが、Premiumを利用する場合は無償でアップグレードできる利点があります。
Officeがインストールされていない場合は、次の方法で入手できます。いずれもMicrosoftアカウントというアカウントを使用して準備を行います。
入手方法 | 説明 |
パソコンに入っているものを使用する | パソコンに予めOffice Premiumがインストールされている場合は、付属のExcelが使用できます。 |
サブスクリプション契約をする | 最新版のOfficeを使用できる権利を契約する。1ヶ月や1年単位で契約可能です。「Office 365 Solo」が該当します。 |
POSAカード(※)を購入する | プロダクトキーが記載されたカード版のOfficeを購入する。家電量販店などで取り扱っています。 |
ダウンロード版を購入する | ダウンロード版のOfficeを購入する。オンラインショップなどで取り扱っています。 |
※プリペイドカードの一種
Excelのバージョン
最新版のExcel 2016から2013, 2010などがあります。
バージョンごとに使用できる機能が若干異なります。上位のバージョンには互換性がありますので、下位バージョンで作成した資料は、上位バージョンでは問題なく使用可能です。(2010で作成した資料は、2013, 2016で使用できるということ)
3年周期ごとに新しいバージョンがリリースされるので、バージョン 2016の使用をオススメします!
Excel 2007以前のOfficeは、サポートが終了しています。セキュリティに関する問題への対応が行えず、問題が発生する可能性がありますので、Excel 2010以上のバージョンを使用してください。
さいごに
Excelの入手方法について、ご紹介しました。少し専門的な用語や言い回しが入ってきたので分かりづらかったかもしれません。別途、具体的にOffice製品の購入からインストールまでをご紹介する予定ですので、そちらをご参考いただけると幸いです。