「最近バッテリーの持ちが悪くて大変!」というあなた。もしかするとが劣化が始まっているのかもしれませんよ?
MacBookのバッテリーは、本来の容量の80%を維持するように設計されています。ただし誤った充電を続けていけば、劣化はより顕著に進んでいきます。大切なMacBookの寿命を縮めないためにも、充電について知っておきたいですね。
この記事ではバッテリーの劣化を防止する、充電Tipsをご紹介します。
充放電回数の上限
MacBookには、充放電の回数に上限が設定されています。この上限を超えたMacBookは劣化しており、本来のパフォーマンスを発揮できないのでオススメできません。
MacBook | 最大充放電回数 |
MacBook (Retina, 12-inch, 2017) | 1000 |
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) | |
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) | |
MacBook (13-inch, Mid 2010) |
なかなか1000回に達するまで使用するのは時間がかかります(汗)上限に達する前に買い換えてしまうのでは?と思ってしまうほど、長く持つ印象ですね!
これから中古のMacBookの購入を検討している方は、外観のダメージ具体だけでなく充放電回数にも注意した方がいいですよ。
充放電回数をチェックしてみよう
- 「option」キーを押しつつ Apple () メニューをクリックし「システム情報」を選択する
- 「ハードウェア」の「電源」を選択する

MacBookでは、定期的にバッテリーのヘルスチェックが行われています。充放電回数と合わせてバッテリーの正常性も確認することができますので、試してみてください。
充電時に注意したい周囲の温度
16℃〜22℃が動作上の適温と定められています。その他の温度でも動作することは可能ですが、35℃を超えるとバッテリー容量に回復不可能なダメージを与える可能性が高いので注意してください。

特に充電時の発熱が周囲の高温と重なると、冷却できずバッテリーが損傷します。アクセサリでMacBookを覆うようなカバーを取り付けている場合は、より危険ですね。
アクセサリは見た目だけでなく、機能面にも注意して選定していきましょう。

しばらく保管する場合に守りたい充電量
長期保管する場合、保管する場所の温度と保管前の充電量が重要です。Apple社からは次のガイドラインが案内されています。
- バッテリーの残量を50%にして、電源を切る
- 湿気のない、32°C以下の涼しい環境で保管する
- 6か月以上デバイスを保管する予定の場合は、6か月ごとに50%まで充電する
フル充電や完全に使い切った状態で保管するとバッテリーに悪影響を与え、バッテリー容量が縮小する可能性があります。大切なMacBookのためにもバッテリー残量のマネジメントはマメに行うことをオススメします!